【土佐酢みかん】
¥1,450 税込
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素材 :綿100%/日本製/本染め【注染】
サイズ:約90cm×約35cm
※本手拭いのため、使い始めはほつれや色落ちする場合があります。
洗濯の際は分け洗い、手洗いをお勧めします。
濡れたままにしておくと色移りしますのでご注意ください。
日本手拭いは基本的に切りっぱなしです。お台所で使う際に縫い目に雑菌が繁殖しにくくするためであったり、包帯代わりに使う際には簡単に裂くことができるなど、古来からの「知恵」が生かされています。最初はほつれが気になるかもしれませんが、数段の横糸が抜けるとタテ糸が自然と縒れてきて落ち着きます。これも使い込んでいくうちに生まれる手拭い独特の「味」です。
小さなお子様のハンカチとして使う際には、半分に切ったら丁度いい大きさとなります。もちろん、切りっぱなしで大丈夫ですよ!
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高知県出身の人気作家「有川浩」さん初のエッセイ集の表紙に、土佐酢みかん手拭いの図案が採用されました!
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「まっことあの人は酢がきいちゅう」と、その人柄まで酢に例えるほど。
きりっとして才智がある人のことを昔からこう言います。
とにかく、なんでも酢が効いちょらにゃいかん。
酢みかんとは、果汁をぎゅっとしぼりかけて使う香酸かんきつ類のことで、
土佐の台所はこの酢みかんとともに一年がまわっています。
「すゆい」がおいしい酢みかん文化の高知です。
●ブシュカン
青玉の初夏が旬。ぼっちり、土佐湾沖にメジカなどの新子などシンマエが回遊してくる頃であり、その刺身に搾りかければ、ブシュカンの強い酸味が効いて絶品。鮎にも他の刺身にも使う。リュウキュウや胡瓜などの酢もみにも。皮はおろして冷奴に。
●柚子
生産量日本一の高知だけに、柚子の使い方もうんと上手。黄玉と青玉があって青玉は夏場。酢はきつめですが味は締まり、果皮の香りは絶妙で酢は刺身や酢の物に使う。通常の柚子は接ぎ木が大半やけんど、実から育った昔ながらの実生の柚子の香りは絶品。黄玉は11月頃が収穫時期で果汁が最も豊かになります。果汁は料理や飲料などに使われ、皮は佃煮やジャムや柚子味噌に、種子は化粧水にと捨てるところがない。
●直七(なおしち)。
正式には田熊スダチと言いますが、スダチとは全く別物。昔、直七さんという魚屋が魚と一緒に売ったことからこの名がついたと言われています。冬場に青玉で出回る酢みかんです。香りは少ないけんど、やわらかな優しい酸味の果汁が豊富で、酢の物や鍋などにたっぷり搾って使うてや。
●橙(ダイダイ)
黄玉で冬場に使われる。今では正月飾り(注連縄、床の飾り)などに使われるのが一般的やけんど、酢の物や鍋物などに使うておいしい。「龍馬はサバの刺身にダイダイの酢をかけたのが大の好物」(「海援隊遺文」<山田一郎著>)という記述も残っています。
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